
農業用水に活用するため、消火栓を開ける市職員ら=25日、五泉市村松
連日の猛暑と少雨で一部の水田が渇水状態となったことを受け、五泉市は25日、消火栓の水道水を転用することを決め、作業を始めた。別所(べっしょ)地区の約30ヘクタールと山谷(やまや)地区の約20ヘクタールを対象に、それぞれ1日当たり100トンを給水する。
市によると、両地区は通常、地区内を流れる滝谷(たきや)川と山谷川から取水しているが、少雨で渇水状態に。輪番で田に水を入れ循環させているが、田の一部には枯れた部分も出てきているという。...
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