ぬるぬるで生きのいいウナギに手こずりながら捕獲した小学生=燕市国上
ぬるぬるで生きのいいウナギに手こずりながら捕獲した小学生=燕市国上

 ウナギをつかみ取りして味わう食育イベントが、燕市で開かれた。市内の小学生14人が、ぬるぬるで生きのいいウナギに手こずりながら捕獲し、伝統の食文化に触れた。

 土用の丑(うし)の日の19日、道の駅SORAIRO国上が敷地内で開催し、児童と保護者10組が参加。道の駅国上を運営する、よね蔵グループ(燕市)の飲食店料理長が子どもたちの目の前でウナギをさばいた。児童らは串打ちと焼き上げる工程も体験し、出来上がったうな丼を頬張った。

 父親と参加した小池小3年生(8)は「元気に動き回るウナギを捕まえられて、うれしかった」と笑顔を見せた。

 イベントの担当者は、ウナギの食文化に関するクイズを盛り込んで進行した。...

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