ブルーベリーを摘む妙高高原小の児童=妙高市兼俣
ブルーベリーを摘む妙高高原小の児童=妙高市兼俣

 妙高市の妙高高原小学校の3、4年生32人が、校区内にあるブルーベリー園で収穫体験をした。ぷっくり膨らんだ紫色の実を摘み、地域の恵みを体感した。

 地域学習の一環で、16日に「清水ブルーベリー園」(兼俣)を訪れた。園では約35アールの畑に1500本を栽培し、観光客らの収穫体験を受け入れ、直売所などで販売もしている。

 児童は「色が濃く熟した実を選んで」とアドバイスを受けながら、次々に手を伸ばし、摘みたてを口に入れ「甘い」と声を上げる子もいた。4年生の児童(9)は「お母さんにジャムを作るからたくさん採ってくるよう頼まれた。おいしそうな実が採れた」と喜んだ。

 園主の清水久之さん(65)は「地元の子に味...

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