マッコウクジラの骨を洗う上下浜小の児童たち=上越市下門前の上越科学館
マッコウクジラの骨を洗う上下浜小の児童たち=上越市下門前の上越科学館
マッコウクジラの骨を洗う上下浜小の児童たち=上越市下門前の上越科学館
マッコウクジラの骨を洗う上下浜小の児童たち=上越市下門前の上越科学館

 上越市柿崎区の上下浜小学校の児童が市内の海岸に2月に漂着したマッコウクジラの骨の洗浄体験をした。上越科学館(下門前)で今後展示を予定しており、参加した6年生11人は、たわしを使って丁寧に骨を磨いた。

 上下浜小は明治時代、強風で校舎が全壊し、当時の柿崎村が借金をして再建した。やがて近くの海岸にクジラが漂着し、住民らがその肉を売って借金を返済したことから「くじら学校」と呼ばれている。校内にはクジラの骨などを展示する資料室もある。

 マッコウクジラの骨は2月に柿崎区の柿崎中央海水浴場に漂着しているのを市民が発見。上越科学館で展示することになり、職員らが洗浄作業を続けている。くじら学校の愛称にちなみ、...

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