参加者が綱を左右に大きく揺らして練り歩いた「大綱かつぎ」=2日、妙高市
参加者が綱を左右に大きく揺らして練り歩いた「大綱かつぎ」=2日、妙高市

 50年以上にわたり親しまれた「あらいまつり」をリニューアルした「みょうこう市民まつり」が2日、妙高市の新井地区中心部で開かれた。メインイベントの「大綱かつぎ」では、市民ら約200人が大綱を担いでまちを練り歩き、会場は熱気に包まれた。

 市や新井商工会議所などでつくる実行委員会によると、参加者の減少から民謡流しを取りやめるなど、内容を見直した。大綱かつぎもやめる予定だったが、担ぎ手から反対の声が上がり、今回は行うことにした。

 大綱かつぎは、かつて市内を流れる川が氾濫した際、対岸に渡した綱で人命救助や物資の運搬をしたという話にちなむ。参加者は長さ80メートル、重さ1トンの綱を担ぎ「わっしょい」と威...

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