記録的な少雨が続いた県内は5日、前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、下越と佐渡を中心にまとまった雨が降った。佐渡市羽茂では、24時間降水量の最大値が午後8時現在で60・5ミリを観測。40日ぶりに1日の降水量が10ミリを超えた。新潟市中央区でも10・5ミリの雨となった。一方で、節水要請が続く上越市は0・0ミリと目立った降雨はなかった。
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「降ってくれて助かった」。1カ月以上雨に恵まれなかった佐渡市では、待望の降雨に農家も安堵(あんど)した。コシヒカリを栽培する男性(60)は「地面にひびが入り、稲の立ち枯れも目立っていた。少しでも回復してほしい」と胸をなで下ろした。
下越では24時間降水量が関川村で...
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