
全力でのこぎりを引いて丸太を切る出場ペア=11日、長岡市三島中条
2人一組で丸太を切る早さを競う「全日本丸太早切選手権大会」が11日、長岡市三島中条のみしま体育館駐車場で開かれた。時折雨が降り蒸し暑い中、筋力自慢の大人や懸命に挑む子どもたちらが汗を流し、熱い戦いを繰り広げた。
三島まつりの一環として行っており、31回目。東京や大阪などからの出場者もおり、一般、女性、小学生の3部門で計102組が競った。江戸時代から続く特産の「脇野町鋸(のこぎり)」を使い、直径20〜65センチの杉の丸太の切断に挑んだ。一般の部の決勝は、樹齢約80年の丸太が用意された。
応援に訪れる人も多く、出場ペアは声援を受けて、腰を低くしながら息を合わせてのこぎりを押し引きした。筋肉任せで...
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