
取材に応じる陸上男子35キロ競歩の川野将虎=8月、大分県九重町
陸上の世界選手権東京大会は9月13日に幕を開ける。2年に1度開かれる大会の東京での開催は1991年以来、34年ぶりとなる。今大会のオープニング種目に設定されたのは男女35キロ競歩。男子の川野将虎(旭化成)は日本勢初の偉業となる3大会連続のメダル獲得を目指す。世界記録保持者の立場も経験しながら、新たな挑戦の道を選んだ日々に迫った。(聞き手 共同通信・山本駿)
世界選手権は2022年大会で2位、23年大会も3位。3度目の代表切符は昨年10月に世界新記録を樹立してつかんだ。
「メダルを2大会続けてコンスタントに取れたことはすごくうれしい。次は3大会連続のメダル、そして今までに取ったことのない色の...
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