取材に応じる陸上男子35キロ競歩の川野将虎=8月、大分県九重町
取材に応じる陸上男子35キロ競歩の川野将虎=8月、大分県九重町
取材に応じる陸上男子35キロ競歩の川野将虎=25年8月、大分県九重町
練習する陸上男子35キロ競歩の川野将虎=25年8月、大分県九重町
練習する男子35キロ競歩の川野将虎=25年8月、大分県九重町
23年世界選手権の男子35キロ競歩でレースする川野将虎=23年8月、ブダペスト(共同)
23年世界選手権の男子35キロ競歩で銅メダルを獲得し、セレモニーで笑顔を見せる川野将虎=23年8月、ブダペスト(共同)
日本選手権の男子35キロ競歩で終盤に独歩する川野将虎。当時の世界記録で優勝した=24年10月、山形県高畠町
日本選手権35キロ競歩の男子で優勝し、当時の世界記録、2時間21分47秒の表示を指さす川野将虎=24年10月、山形県高畠町

 陸上の世界選手権東京大会は9月13日に幕を開ける。2年に1度開かれる大会の東京での開催は1991年以来、34年ぶりとなる。今大会のオープニング種目に設定されたのは男女35キロ競歩。男子の川野将虎(旭化成)は日本勢初の偉業となる3大会連続のメダル獲得を目指す。世界記録保持者の立場も経験しながら、新たな挑戦の道を選んだ日々に迫った。(聞き手 共同通信・山本駿)

 

 世界選手権は2022年大会で2位、23年大会も3位。3度目の代表切符は昨年10月に世界新記録を樹立してつかんだ。

 「メダルを2大会続けてコンスタントに取れたことはすごくうれしい。次は3大会連続のメダル、そして今までに取ったことのない色の...

残り1205文字(全文:1505文字)