
静岡県伊東市長・不信任決議以降の流れ
自身の学歴を巡る問題で不信任を突き付けられた静岡県伊東市の田久保真紀市長が10日、市議会を解散した。40日以内に行われる市議選には「前職」の大半に加え、田久保氏を支持する新人らも複数出馬するとみられる。選挙後の新議会で、2度目の不信任決議が可決されるかが焦点となる。
▽自分ファースト
「一度ともした改革への火は決して消してはならない。新しい伊東の未来をつくる人材と、議会の場で議論をしたい」
10日、記者団の取材に応じた田久保氏は議会解散の意図を説明した。不信任決議の採決が9月定例会冒頭に行われたことを「非常に残念。(議会の)最後の段階で出た場合は違った選択肢もあった」と話し、解散を招いた責任...
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