衆院本会議で、立憲民主党の野田代表の代表質問に答弁する高市首相=4日午後
 衆院本会議で、立憲民主党の野田代表の代表質問に答弁する高市首相=4日午後
 衆院本会議で、立憲民主党の野田代表(手前)の代表質問を聞く高市首相=4日午後
 衆院本会議で、立憲民主党の野田代表の代表質問に答弁する高市首相=4日午後
 各党の代表質問が行われた衆院本会議=4日午後
 衆院代表質問の主なやりとり

 高市早苗首相が就任後初の国会論戦に臨んだ。少数与党の苦しい立場を反映し、低姿勢の答弁が目立った。2025年度補正予算案や衆院議員定数削減といった難題が山積する中、野党との協調路線を取らざるを得ない事情がある。立憲民主党は、自民党と日本維新の会の間に温度差がある企業・団体献金を「攻めどころ」と見て、追及を強める構えだ。

 ▽秋波

 「政治とカネの問題には厳しい姿勢で臨み、ルールを徹底的に順守する自民を確立する。政治への信頼を損ね、心よりおわび申し上げる」。4日、衆院本会議場。首相の答弁は、派閥裏金事件への陳謝から始まった。トップバッターの立民の野田佳彦代表が、最初の質問で取り上げ「国民の政治への信...

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