プロ野球オーナー会議に臨むNPBの榊原定征コミッショナー(左)と議長を務める日本ハム・井川伸久オーナーら=17日、東京都内(代表撮影)
 プロ野球オーナー会議に臨むNPBの榊原定征コミッショナー(左)と議長を務める日本ハム・井川伸久オーナーら=17日、東京都内(代表撮影)
 プロ野球オーナー会議に臨む(左から)DeNA・南場智子オーナー、阪神・秦雅夫オーナー、巨人・山口寿一オーナー=17日、東京都内(代表撮影)
 東京都内で開かれたプロ野球オーナー会議=17日、東京都内(代表撮影)
 プロ野球のオーナー会議を終え記者会見するNPBの榊原定征コミッショナー(左)と日本ハムの井川伸久オーナー=17日、東京都内
 プロ野球オーナー会議を終え記者会見するNPBの榊原定征コミッショナー。奥は日本ハムの井川伸久オーナー=17日、東京都内
 2026年WBC放送権を巡る動き

 米動画配信大手ネットフリックス(ネトフリ)が来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本での独占放送権獲得を発表してから、国内ではさまざまな反応が出ている。スポーツの注目イベントに有料の動画配信が進出する世界的な流れの一環と言えるが、地上波中継がなくなることへの反発の声もあり余波が続く。

 ▽懸念

 2023年の前回大会は大谷翔平の活躍で日本が頂点に立ち、国民的な熱狂を呼んだ。ネトフリは大会全試合を配信する予定で「各種デバイスを使い、いつでもどこでもご視聴いただける」とスマートフォンなどで観戦可能な動画配信ならではの強みをアピールする。

 一方、長くテレビ中継に親しんできたファンに...

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