ハードオフコーポレーション(新発田市)は26日、ハードオフグループの店舗をフランチャイズ運営するエコノス(札幌市)に対する株式公開買い付け(TOB)不特定多数の株主から株式を大量に買い集める企業買収の手法。「TOB」は株式公開買い付けを意味する英語表記「Take Over Bid(テーク・オーバー・ビッド)」の頭文字をとった略語。取得株数や価格、期間を公表し、既存の株主に売却を呼び掛ける。買収先の経営陣の同意を得た上で買い付ける場合は友好的TOBと呼ばれる。買収先が反対している場合は敵対的TOBとなる。が成立したと発表した。10月2日付で株式保有比率は議決権ベースで97・80%となり、エコノスはハードオフの連結子会社となる。

ハードオフコーポレーションが“同業”のエコノス(札幌市)買収へ

 エコノスは札幌証券取引所アンビシャス市場に上場、ハードオフグループの店舗を中心に70店舗を運営している。また、ハードオフはエコノス株15・96%を保有する大株主だった。エコノスから完全子会社化を含めた経営体制構築への協力を要請されていた。

 ハードオフは8月12日...

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