
新聞を教材に文章のまとめ方を学ぶシアンスの社員たち=24日、新潟市中央区
新聞をビジネスの現場に生かす企業向け研修「新潟日報NIB講座」が24日、新潟市中央区のIT企業「シアンス」で開かれた。若手中堅社員12人が参加。新聞記事を教材に使い、文章の書き方などを学んだ。
企業の人材育成を目的に新潟日報社が開いている。読者局NIBチーフアドバイザーの木村隆さんが講師を務めた。
講座は2回にわたり開かれ、2回目のこの日は、昔話の桃太郎のストーリーに見出しを付けたり、社説や日報抄の内容を事実と意見に分けたりする作業に取り組んだ。
木村さんは、時系列で考える「垂直思考」と、複数の話題の中で共通点を探す「水平思考」について解説した。「両方の思考を使うと、全体の関係性に気付くこと...
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