
除雪車両の事故を防ぐために開発したアプリの説明をする開発者=19日、長岡市今朝白1
除雪車両が構造物を破損するのを防ぐために開発されたアプリの説明会が、長岡市今朝白1の長岡センタービルで開かれ、県内の自治体職員や除雪事業者が参加した。
アプリは、国立研究開発法人土木研究所の寒地土木研究所(北海道)が開発し、自治体や事業者に無償で提供している。アプリ上の地図に登録した構造物に、除雪車両が近づくと警告を発する。
説明会は三井住友海上火災保険が9月19日に開催した。担当者が、作業中の事故の8割以上がマンホールや橋梁(きょうりょう)ジョイントなどの破損だと説明した。
除雪作業は熟練技術者が行ってきたが、近年は担い手不足が深刻化しているという。研究所の担当者は「持続可能な除雪体制のた...
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