
職人からアドバイスを受けながら実習に取り組む高校生ら=上越市本城町
高校生に電気工事への関心を高めてもらおうと、県電気工事工業組合上越支部が、上越総合技術高校(上越市本城町)で出前授業を行った。1年生約40人が電気工事の仕事や役割について学んだ。
業界では、少子化などで職人の確保や技能の継承が課題となっている。授業は電気工事業の役割や魅力を伝え人材確保につなげようと、2年生から「電気情報科」に進む予定の1年生を対象に毎年開いている。
授業は9月にあり、上越支部青年部のメンバーら約10人が参加。家の壁に見立てた模擬板を使い、屋内外それぞれに照明を設置する工事を実演した。
配線の実習では、生徒たちが銅線を覆う皮膜をペンチで除く作業に挑戦。苦戦しつつも、つないだ電...
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