
新潟市動物愛護センターが収容している猫の中で最高齢の「くじら」=新潟市中央区清五郎
新潟市中央区清五郎の市動物愛護センターで、10歳以上の高齢猫の収容数が増加している。子猫と比べて、新しい飼い主に譲渡できるケースが少なく、2年弱も収容され続けている猫もいる。センターは「人に慣れていて子猫と違った愛らしさがある」として飼い主を募集している。
センターでは、6日時点で34匹の猫を保護しており、そのうち9匹が高齢猫だ。収容期間が長期化し、1年以上いる高齢猫も2匹いる。
高齢猫の収容数は近年増加傾向にあるという。猫の長寿命化に加えて、高齢の飼い主が飼育を続けられなくなることが大きな原因だ。長年世話をしてきた飼い主が施設に入所したり、亡くなったりした結果、センターが収容するケースが...
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