
8月8日に事業を停止し、破産申請の準備に入っていた建築工事請負、製材業、不動産売買仲介のヤマダホーム(村上市)が、10月1日付で新潟地裁新発田支部から破産開始決定を受けたことが9日、分かった。東京商工リサーチによると、負債総額は約1億5000万円。
東京商工リサーチによると、ヤマダホームは1941年に山林関係の事業者として創業し、1958年に山田製材所を設立。その後、製材業を縮小して建築請負主体に事業をシフトした。ヤマダホームへの商号変更などは1995年。
当初は一般個人住宅の受注が好調だったが、その後は受注不振が続いた。2012年には、東日本大震災による復興需要を見込んで仙台市に東北支店を...
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