
写真撮影でポーズをとるトランプ米大統領(右)とインドネシアのプラボウォ大統領=13日、エジプト・シャルムエルシェイク(ロイター=共同)
トランプ米大統領がパレスチナ自治区ガザの和平実現に向けてエジプトで首脳級会合を開催した。自身のガザ和平計画に対する国際社会の支持を取り付けた。ただイスラエルとアラブの融和を演出しようと前のめりになり、トルコが一時ボイコットを示唆する場面もあった。停戦監視の動きも出始めたが、停戦が維持されるかどうか予断を許さない状況が続く。
▽果実
「全てが短い期間でまとまった。これは史上最高のものとなるだろう。取引は私の人生そのものだ」。13日の会合で、トランプ氏は自画自賛を繰り返した。首脳らは写真撮影のために列をなし、トランプ氏は親指を立て満面の笑みで応じた。
会合直前にはトラブルもあった。トランプ氏がイ...
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