
拉致問題の早期解決へ署名を呼びかける拉致被害者の曽我ひとみさん=1日、新潟市西区
佐渡市で北朝鮮に拉致1970~80年代、北朝鮮が日本人を連れ去る国際犯罪を重ねた。工作員の教育などが目的とされる。2002年の日朝首脳会談で金正日総書記が拉致を認めて謝罪。被害者5人が帰国し、8人は「死亡」とされた。日本政府認定の被害者は計17人で、北朝鮮は4人を「未入国」と主張している。日本側は説明に不審な点が多いとして受け入れず、交渉は停滞している。され、2002年に帰国した曽我ひとみさん(66)が1日、新潟市西区の新潟ふるさと村で署名活動を行った。曽我さんは「私たち、政府、国民が一つになって拉致問題を解決するため、力を貸してほしい」と訴えた。
署名活動は曽我さんや支援団体「曽我さん母娘を救う会」、県などが行った。訪れた買い物客や観光客に、曽我さんが「被害者を救出するため、ご協力をお願いします」と呼びかけた。
署名をした山形県酒田市の会社員(52)は「自分が被害者の家族だったらと思うと切ない。曽我さんも...
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