
インタビューに応じる関経連の松本正義会長
関西経済連合会会長に2017年に就任し、2018年に大阪・関西万博の開催が決まった。大阪府市や日本国際博覧会協会(万博協会)と連携し、経済界として、やれることは全てやり責任を果たした。
会場整備費は国、府市と3分の1ずつ負担することになり、経済界だけで約800億円に上った。入場券は、万博協会が前売りで目標に掲げた1400万枚の半分が割り当てられた。「そのくらいであれば売れるだろう」と考えていたが、非常に苦労した。
展示やイベントの内容が伝わっていなかったこともあり、企業に買ってもらうのは大変だった。北海道から九州まで行脚し、お願いをしまくって、売れた入場券は700万枚に到達した。私が会長を務...
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