労働時間の削減策について新潟労働局の福岡洋志局長（左）に報告する新潟電子工業の岡﨑淳社長（右）＝１７日、新潟市南区
新潟労働局の福岡洋志局長が１７日、電気機器製造の新潟電子工業（新潟市南区）を訪問し、労働時間の削減に向けた取り組みについて意見交換した。コミュニケーションを円滑にする雰囲気づくりなどの報告を受け、職場環境の改善策を探った。
厚生労働省による１１月の過重労働解消キャンペーンの一環。新潟電子工業の前身はかつてシャープ（大阪）の完全子会社だったが、２０１６年に経営陣による自社買収（ＭＢＯ）で独立。その後、職場環境の改善に力を入れている。
岡﨑淳社長は、会議の見直しなどで、月平均残業時間が１０年代に比べて３分の１ほどに減少したと説明。毎月の朝礼で社の業績を共有するなどして、「経営状況をガラス張りにし...
残り119文字（全文：419文字）
