INPEXが報道陣に公開した「柏崎水素パーク」=20日、柏崎市
INPEXが報道陣に公開した「柏崎水素パーク」=20日、柏崎市
INPEXが報道陣に公開した「柏崎水素パーク」=20日、柏崎市
INPEXが公開した実証実験プラントの制御室=柏崎市
INPEXの古座野洋志氏=柏崎市

 資源開発大手INPEX(東京)が柏崎市で整備を進めていた「ブルー水素・アンモニア」の実証試験設備が完成した。燃焼時に二酸化炭素(CO2)が発生しない水素とアンモニアを製造し、水素の製造過程で発生するCO2は地中に貯留、水素は発電に活用する。こうした一貫した取り組みは国内初。設備の試運転などを重ね、2026年春の全面稼働を目指す。

 設備の名称は「柏崎水素パーク」。動作確認が進む各設備が20日、報道陣に公開された。柏崎市平井の約1万9千平方メートルの敷地で、23年7月に着工していた。総工費は非公表。

 水素製造設備では、...

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