
柏崎刈羽原発の再稼働を認める花角英世知事の判断についての代表質問に耳を傾ける傍聴者=4日、県議会
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認する花角英世知事の判断を巡り、県議会で4日、代表質問が行われ、本格論戦が始まった。花角知事の2日の所信表明を受けた主要3党会派による代表質問では、関心を寄せる県民らが傍聴席で議論を注視。花角知事は自らの判断について「県議会に信を問う」と繰り返したが、納得できない傍聴者から「県民に直接聞いて」などとヤジが飛ぶ場面もあった。
花角知事の判断、信任か不信任か…県議会の論戦、本格的に始まる「信を問う」に質問集中
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代表質問で質疑が集中したのは、知事の信の問い方について。花角知事を支える最大会派の自民党が、県議会に問うとした知事の考えに賛意を示した一方、他の2会派は「著しく不適切」などと反発した。
「県議会は知事と共に県民の代表であり、監視機関でもあることから信を問うのは適切」と淡々と答弁を繰り返した花角知事。傍聴席からは「ごまかしだ」「県民に問うてください」などの声が上がった。
活発な議論を期待していたという新潟市中央区の...
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