トキエア(新潟市東区)筆頭株主のエンターテインメント業のLAND(ランド、東京)が6日夕方、都内で記者会見を開き、新たな事業戦略を発表しました。「ホリエモン」の愛称で知られる堀江貴文氏と、代表取締役の和田直希氏の会見の内容を詳報します。

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和田氏:本日はお忙しい中、ご足労いただきありがとうございます。私がランドの代表取締役を務めています和田直希と申します。どうぞよろしくお願いします。

ランドがトキエアの株式を取得しまして航空業界にこう革命を起こす、そういった形でやっていきます。

じゃあ、ここでスペシャルゲストをお呼びします。実業家の堀江貴文さん、よろしくお願いします。

堀江氏:よろしくお願いします。

和田氏:なんでここに堀江さんが登場したかというと、堀江さんが率いるHIUインベストメントがランドの株式の24.7パーセントを取得しました。エンターテインメントと航空を共にやっていこうというところで今日ご招待いたしました。

ランドのビジョンはですね、いろんなそのエンターテインメントだったり、オンライン、オフラインっていうのを全部、国内・国外と繋げようというテーマでやってます。

地域と共に未来を作るハイブリッド型地域航空会社トキエアの取締役に是非なっていただきたいとお願いした理由は大きく2つありまして。

1つは堀江さんがロケット事業を立ち上げられたっていうとこだったり、常に業界に対しイノベーションを起こしてきたっていうとこに加えてなんですけど、ある番組で今後の飛行機がどうなるのかみたいな雑談の時にある方が「もっと早い飛行機だったり、もっとテクノロジーを駆使した飛行機ができてもいいんじゃないか」と話したのに対し、堀江さんが「いや別に時間とかは問題なくて、機内エンターテイメントだったり、ツーリズムとして楽しめる飛行機の方がいいんじゃないか」とおっしゃっていたのを見た時に、同じ考え方だなと思って、すぐにご連絡させてもらって今日に至るという感じです。

トキエアのCEOとして私が入りまして、堀江さんにはトキエアの取締役として就任していただきました。

トキエアは「空飛ぶ北前船プロジェクト」として...

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