先がとがったタマネギのような形の伝内柿(松本辰也教授提供)
先がとがったタマネギのような形の伝内柿(松本辰也教授提供)

 胎内市や新発田市などで江戸時代から作られている「伝内柿(でんないがき)」を地域の特産品にしようと、関係者の試行錯誤が続いている。新潟食料農業大(胎内市)と地元の生産者が連携。昨年は木になったままの実を渋抜きする方法を生産者が実践したが、猛暑の影響を受けるなどして実が落ちたり割れたりした。関係者はことしの秋に向け、準備を進めている。

 先がとがった、タマネギのような形の伝内柿は、1本の木に甘い実と渋い実がなる特性があるため、一般には流通していない。新潟食農大の松本辰也教授の研究室では3年ほど前、新発田市の農家らからの依頼があり、特産品化に向けた研究を続けている。

 「全て甘い実が収穫できれば商品価値は十分ある」。昨年11月、...

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