屋根に太陽光パネルを備えた住宅=2022年1月、さいたま市緑区
 屋根に太陽光パネルを備えた住宅=2022年1月、さいたま市緑区
 沖縄県・宮古島の住宅の屋根に設置された太陽光パネル=2024年10月18日
 屋根置き太陽光発電の仕組み
 住宅用太陽光発電の導入件数
 自然エネルギー財団の塚本悠平研究員(同財団提供)

 日本の再生可能エネルギー拡大を支えてきたのは、太陽光発電だ。適地は減りつつある。特に問題となっているのが、メガソーラーと呼ばれる大規模な太陽光発電所だ。生態系への影響や景観悪化、土砂崩れなど災害リスクが高まることへの懸念から住民とトラブルになる場合がある。

 政府は環境破壊につながる開発に歯止めをかけようと、メガソーラーの規制を強化する。一方で、深刻化する気候変動の悪影響に対応するには再生可能エネルギーの拡大は欠かせない。

 そこで関心が高まっているのが住宅の屋根。政府は2030年に新築一戸建て住宅の6割への導入を目指す。2022年は3割にとどまったが、設置義務化に乗り出す自治体も出始めた。専門...

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