握手するトランプ米大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相=2025年12月、米南部フロリダ州(ロイター=共同)
 握手するトランプ米大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相=2025年12月、米南部フロリダ州(ロイター=共同)
 インタビューに応じる元モサド長官のタミル・パルド氏(共同)
 イスラエル軍に破壊された自宅のがれきの上で悲痛な表情を浮かべる住民。イスラエルが占領するヨルダン川西岸で、当局によるパレスチナ人住宅の破壊がガザ戦闘以降増加している=2025年11月、ヨルダン川西岸南部マサフェルヤッタ(共同)
 イスラエル軍による攻撃を受け、黒煙を上げるイラン国営テレビ本部=2025年6月、テヘラン(共同)
 インタビューに応じる元モサド長官のタミル・パルド氏(共同)
 1月14日、パレスチナ自治区ガザ中部で、配給の食事を受け取るパレスチナ人=14日(ゲッティ=共同)

 パレスチナ自治区ガザの和平計画を巡り、米政権は「第2段階」への移行を発表した。停戦が依然不安定な中、イスラエルの元対外特務機関モサド長官タミル・パルドさんが紛争の本質と今後の展望を読み解いた。(聞き手・構成は共同通信編集委員 三井潔)

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 ガザの停戦は薄氷のような状況が続いているが、恒久和平につながることを願っている。米国という強力な後ろ盾を得てイスラム、アラブ諸国が手を携えて、新たな「中東新時代」の幕開けを形作る好機だ。だが当事者のイスラエル、パレスチナ双方が大きな課題を抱えている。

 2023年10月7日のイスラム組織ハマスの奇襲は、女性や子どもを狙い人質を取る悪質極まりない行...

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