握手するトランプ米大統領(右)とロシアのプーチン大統領=2025年8月、米アラスカ州アンカレジ(ロイター=共同)
 握手するトランプ米大統領(右)とロシアのプーチン大統領=2025年8月、米アラスカ州アンカレジ(ロイター=共同)
 アラブ首長国連邦(UAE)の首脳と会談するロシアのプーチン大統領=29日、モスクワ(ゲッティ=共同)
 米ホワイトハウスで、閣議に出席したトランプ大統領(手前)=29日、ワシントン(ロイター=共同)
 核軍縮を巡る米中ロの立場

 米国とロシア間に唯一残る核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)」の失効が2月5日に迫っている。米ロの相互不信により、後継の新条約の合意に向けた機運は乏しい。米国は急速な核戦力増強を続ける中国への警戒感を強めており、大国間の軍拡競争が激化する恐れがある。

 ▽足かせ

 「失効するなら、そうなるまでだ」。トランプ米大統領は今月7日、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで後継条約がないまま新STARTが失効してもやむを得ないとの考えを示した。

 2011年に発効した新STARTでは、配備済み戦略核弾頭総数の上限を米ロそれぞれ1550発に制限する。21年に5年間の延長で合意。ウクライナに侵攻する...

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