
ロシア、イスラエル両国選手の五輪出場条件
ミラノ・コルティナ冬季五輪では、紛争当事国の出場資格を巡る「二重基準」に批判の声が上がっている。ウクライナ侵攻を続けるロシアの選手が国を代表する形での参加を認められなかった一方、パレスチナ自治区ガザを大規模攻撃したイスラエルや、ベネズエラ大統領を拘束する軍事作戦に踏み切った米国にはいかなる処分も下されていない。専門家は五輪が掲げる「政治的中立」への信頼が揺らぐと指摘する。
▽侵略国と被害国
「今の生活は生き残るための戦いだ。五輪を楽しむという当たり前のことがここではできない」。ガザ中部デールバラハで避難生活するアマルさん(58)が電話取材に涙声で語った。息子オマルさん(18)はイスラエル軍の...
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