
フジテレビの清水賢治社長(右)の記者会見=30日午後、東京・台場
元タレント中居正広氏の性加害問題を巡り、フジテレビの港浩一前社長らが辞任に追い込まれてから1年が経過した。フジは「人権ファースト」を掲げ企業風土の刷新を進めるが、スポンサー離れの余波などから制作現場にはひずみも。ハラスメントが疑われる不祥事が他局で相次ぐなど放送業界の改革は道半ばだ。
▽研修疲れ
「新しいフジテレビをどう再定義していくか。ゼロベースで考えている」。清水賢治社長が30日の記者会見で述べたように、再起を図るフジの今後の会社像はいまだ定まっていない。
「突き抜けて面白いものを作ろうと思っても、ブレーキがかかっている状態。常にコンプライアンス(法令順守)のことが頭をよぎる」と話すのは...
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