インタビューに答える姜尚中さん
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 インタビューに答える姜尚中さん
 インタビューに答える姜尚中さん

 ―今回の衆院選を戦後政治の歴史の中でどう位置づけているか。

 「戦後日本を支えてきたのは『日米安保』と『55年体制』という二つのシステムだった。かつての自民党は、石橋湛山や三木武夫のようにアジア外交を重んじる勢力まで内包する包摂型政党だったが、すでにそういう姿ではなくなっている」

 「現在は、多様な政治的潮流が排除され、特定の保守路線へと純化が進む最終局面にある。今回の選挙はこの路線が国民に追認されるのか、ブレーキがかかるのかを問う決定的な分岐点だ」

 ―この選挙が政界再編のきっかけになるか。

 「自民党と日本維新の会の与党が過半数割れに追い込まれれば、政界再編の起爆剤になりうる。その場合、自民党の...

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