結婚式の晴天を祈願する「下駄絵馬」と、てるてる坊主=2025年11月、東京都杉並区
結婚式の晴天を祈願する「下駄絵馬」と、てるてる坊主=2025年11月、東京都杉並区
気象神社の鳥居の前に並ぶ紺谷大進さんと中島俊夫さん=2025年11月、東京都杉並区
お天気フェスのクイズ大会小学生の部で熟考する参加者ら=2025年12月、東京都杉並区

 「結婚式の日は晴れますように」。人の力ではなんともしがたい天気。これはもう神様にお願いするしかない。「雨男」「雨女」と呼ばれてきた人の切ない思いも受け止めてくれる「気象神社」が、東京・杉並区の高円寺氷川神社の境内にある。

 神社によると、天気の神様を祭る「気象神社」は日本で唯一。参道には、お天気占いにちなみ「げた」の形をした絵馬や、てるてる坊主がずらりと並び、気温に売れ行きが左右される商品を扱う企業が訪れる。奮闘しているのは気象予報士資格を持つ元商社マンの神職だ。(共同通信=小川水香、気象予報士)

 ▽旧陸軍の「心のよりどころ」

 気象神社は1944年、杉並区にあった旧陸軍気象部の構内に造営された...

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