インタビューに答える韓国国立外交院の呉スンヒ助教授(共同)
 インタビューに答える韓国国立外交院の呉スンヒ助教授(共同)
 インタビューに答える韓国国立外交院の呉スンヒ助教授(共同)

 韓国国立外交院の呉スンヒ助教授は、高市早苗首相が衆院解散・総選挙に打って出たのは、日中関係の立て直しを見据えた一手の側面があると指摘した。日韓関係は当面、安定が続くと見通す。(ソウル共同=長尾一史)

 ―衆院選をどう見る。

 「物価高対策など経済政策が主な争点だが、背景には日中関係があったと考える。昨年11月以降、中国の習近平指導部には高市政権を相手にしない姿勢が目立つ。台湾有事が存立危機事態になり得るとした国会答弁が最大の理由だが、政権基盤の弱さも一因だろう。この中で高市氏は解散に踏み切ったのではないか」

 「高市氏は答弁後、中国との対話姿勢に言及した。中国は選挙後、政権基盤が強くなるか弱くなる...

残り606文字(全文:906文字)