食料の配給を待つ子どもたち=6日、ガザ南部ハンユニス(ゲッティ=共同)
 食料の配給を待つ子どもたち=6日、ガザ南部ハンユニス(ゲッティ=共同)
 「パレスチナの詩」を使った私立灘中の2026年度入試問題(灘中提供)
 ゼイナ・アッザームさん(Jeff Norman撮影、本人提供・共同)
 イスラエル兵の銃撃を受け死亡した親族の死を悼む子どもたち=5日、ガザ南部ハンユニス(ゲッティ=共同)
 オンライン取材に応じるゼイナ・アッザームさん(共同)
 ガザ南部ハンユニスで遊ぶ子どもたち=1月27日(ゲッティ=共同)
 破壊された自宅を背にするムスアブ・アブートーハさん=2023年11月、パレスチナ自治区ガザ(本人提供・共同)
 オンライン取材に応じるムスアブ・アブートーハさん(共同)

 全国有数の進学校、私立灘中(神戸市)の今年の入試問題にパレスチナの詩が出題された。ゼイナ・アッザームさんの「おなまえ かいて」とムスアブ・アブートーハさんの「おうちってなに?」。パレスチナ自治区ガザの戦闘で感じた苦悩、1948年のイスラエル建国から難民を運命づけられたパレスチナ人の人生の意味―。米国在住の詩人2人が思いを語った。(ニューヨーク共同=篠原雄也)

▽悲劇報道への恐怖を表現 戦時下の子どもを代弁

 「おなまえ かいて」(原口昇平さん訳)の詩人、ゼイナ・アッザームさん(69)は、2023年10月にイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まった直後、悲劇的なニュースに接した。「(占領下の...

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