スペースXが開発中の宇宙船「スターシップ」(ロイター=共同)
 スペースXが開発中の宇宙船「スターシップ」(ロイター=共同)
 NASAのアイザックマン長官(ゲッティ=共同)
 アルテミス計画で構築する月面基地のイメージ。着陸船や探査車、活動する飛行士たちが描かれている(NASA提供)

 米国とカナダの飛行士4人が10日、地球に無事帰還、米主導の月探査「アルテミス計画」は熱狂の中で初の有人飛行を終えた。今後は月面着陸、月面基地の構築と難度が上がっていく。ただ月への着陸船は未完成で、遅れの可能性がささやかれる。アルテミス計画の姿は大幅変更が打ち出され、日本など国際パートナーを当惑させている。

 ▽高密度

 「これは始まりに過ぎない」。米航空宇宙局(NASA)のアイザックマン長官は4人の地球帰還後、こう強調した。

 次は2027年、地球上空で宇宙船オリオンと月着陸船のドッキング試験を実施。2028年には2回の有人月面着陸を目指す。バイデン前政権時代にはなかった密度の高いスケジュールだ。...

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