
講演する新潟食料農業大の武本俊彦名誉教授=新潟市中央区
コメが不足し、価格が高騰した「令和の米騒動」を踏まえ、農業やコメ政策を考える講演会が新潟市中央区で開かれた。新潟食料農業大(胎内市)の武本俊彦名誉教授(73)が登壇。政府が需給状況を的確に把握し、生産者や流通業者らの経営を支える必要性を説いた。
食の新潟国際賞財団(新潟市中央区)が9日に主催し、75人が参加した。
農水省出身の武本氏は、コメ価格高騰の背景について「価格形成を市場に任せる前提として、政府が公正な取引のために需給や価格、流通の実態を的確に把握する必要があるが、それが行われなかった」と指摘した。
また政府が備蓄する在庫について、2010年代半ばから市場の価格調整機能がなくなっている...
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