
DMAT事務局長の小井土雄一さん
1995年に起きた阪神大震災の犠牲者のうち、「防ぎ得た災害死」に当たる方が500人いたとされます。災害医療を中心的に担う病院や、発生初期に現場展開する医療チームがなかったことが要因として挙げられ、災害拠点病院の整備、災害派遣医療チーム(DMAT)の誕生につながりました。
DMATは2005年に創設され、現在は約1万9千人の隊員が全国の災害拠点病院などに配置され、発生当初から現地に入って医療活動を展開します。
2011年に発生した東日本大震災では、約380チームが活動しました。浸水した病院からの患者搬送などに従事し、一定の貢献はできたと思います。ですが、阪神の時とは医療ニーズが大きく異なってい...
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