インタビューに答える国連事務総長特別代表のプラミラ・パッテン氏
 インタビューに答える国連事務総長特別代表のプラミラ・パッテン氏
 インタビューに答える国連事務総長特別代表のプラミラ・パッテン氏
 インタビューに答える国連事務総長特別代表のプラミラ・パッテン氏

 紛争下の性暴力被害が深刻さを増している。取り組む国連には大国の調査拒否や資金不足が壁に。事務総長特別代表のプラミラ・パッテン氏に現状を聞いた。

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 2024年は、4600件以上の事例が国連で確認されています。前年比で25%増加、子どもの被害は35%増という危機的水準にあります。これらは氷山の一角に過ぎません。性暴力は相手を辱め、住民を強制排除するための「最も安価で効果的な戦術」として戦略的・組織的に実行されています。

 標的は主に女性や少女ですが、拘禁施設や尋問の場などを中心に、男性や少年に対する加害も深刻化しています。スーダンでは「強制妊娠」を目的とした組織的暴行が行われ、15歳...

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