有権者にあいさつする藤田ひかるさん=2月3日、長野県安曇野市
有権者にあいさつする藤田ひかるさん=2月3日、長野県安曇野市
マイク納めをする藤田ひかるさん。大学講師の夫の智弘さん(左)も共に街頭に立ってサポートした=2月7日、長野県松本市
国会に初登院し、議員バッジを着ける自民党の藤田ひかるさん=2月18日午前
東京30区で立候補し、有権者と握手する中道改革連合の五十嵐衣里さん=2月6日、東京都府中市
有権者と話す五十嵐衣里さん=2月4日、東京都多摩市
産後3カ月で立候補した東京都台東区議選で支持を訴える本目さよさん=2023年4月(本人提供)

 「新しい命を授かりました」。衆院解散前日の1月22日。記者会見の冒頭で自ら切り出した女性候補がいた。公示の5日前だった。長野2区から出馬し、当選を決めた自民党の藤田ひかるさん(35)。高市早苗首相も、X(旧ツイッター)でエールを送った。妊婦の出馬に否定的な声も寄せられたというが、「さまざまなライフイベントが選択の壁にならない社会をつくりたい」と、工夫を重ねて選挙期間を乗り切った。

 今回の衆院選では、生まれたばかりの子どもを育てながら街頭に立ち続けた候補もいた。演説に費やした時間や参加したイベントの数で有権者の評価が決まる「従来型」の選挙活動は、身体への負担が大きい。「出産か、キャリアか」。女...

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