ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で丸4年となる。見通しについて、ロシアのプーチン政権に批判的な立場から政治分析を続けるカーネギー財団ロシア・ユーラシア・センターのタチアナ・スタノバヤ上級研究員に聞いた。

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 ロシア指導部の論理と、財政、軍事上の制約やエネルギー危機にもかかわらず抵抗を続けるウクライナの状況を見ると、両国ともに完全勝利を収めるのは不可能だ。

 ウクライナはロシア軍撤退を勝ち取ることはできない。ロシアはウクライナ東部ドンバス地域(ドネツク、ルハンスク両州)の支配権獲得という目標を放棄しない。そのために停戦や和平に関するいかなる合意も、持続的かつ確実に実行されるものと...

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