首相官邸で開かれた社会保障国民会議の初会合。手前はチームみらいの安野党首、奥右端は高市首相=26日午後
 首相官邸で開かれた社会保障国民会議の初会合。手前はチームみらいの安野党首、奥右端は高市首相=26日午後
 社会保障国民会議の初会合で、あいさつするチームみらいの安野党首(中央)。右は日本維新の会の藤田共同代表=26日午後、首相官邸
 国民会議を巡る首相と野党の立場

 社会保障国民会議の初会合が開かれた。高市早苗首相は消費税減税の議論加速を唱えたものの、中道改革連合と国民民主党は発言のぶれが目立つ首相への不信感を募らせ、参加を拒否。野党を巻き込んだ「国民的議論」でお墨付きを得るとの思惑は外れ、首相の理想の形からはほど遠いスタートとなった。

 ▽責任転嫁

 「与野党の垣根を越え、実務者や有識者の英知も集めて議論を行う。思い切ってやりましょう」。26日、官邸。首相は初会合で、スピード感を持って進めていくと強調した。ただ野党側の参加はチームみらい1党にとどまった。

 当初、国民会議は1月の通常国会召集前に開く予定だったが、首相の衆院解散決定で先送りされた。衆院選で圧勝...

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