慶応大教授の礒崎敦仁さん
 慶応大教授の礒崎敦仁さん

 北朝鮮で、朝鮮労働党第9回大会が開催された。北朝鮮憲法では朝鮮労働党が支配政党に定められているため、同国の最重要会議に位置づけられる。金正恩総書記の政権下では形式上の政策決定プロセスが重視されており、5年に1回の定例開催となっている。

 金氏は、国防力の持続的強化が国家存立の礎であるとして、「核保有国」の地位を内外に誇示した。同時に通常兵器を「世界的水準」に更新していく方針も示した。新たな5カ年計画で、新型兵器の開発と実戦配備が宣言されたことから、今後も兵器実験は継続されることになる。

 国際情勢については「混乱と激変の渦の中へ入り込んだ」との見解を示し、その元凶は米国をはじめとする西側勢力だと...

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