イベントで歌うかしわ哲さん(右端)と「ハグドラム」などを演奏する参加者=2025年12月、東京都品川区
 イベントで歌うかしわ哲さん(右端)と「ハグドラム」などを演奏する参加者=2025年12月、東京都品川区
 イベントで歌うかしわ哲さん(右から2人目)と「ハグドラム」などを演奏する参加者=2025年12月、東京都品川区

 耳が不自由でも、楽譜を読めなくても演奏できる。そんな楽器を「世界ゆるミュージック協会」(東京)が広げようとしている。たたくと光ったり振動したりしてリズムが分かる「ハグドラム」や、鼻歌を変換して奏でる「ウルトラライトサックス」などで、障害の有無や熟練度に関係なく楽しめる。

 「みなさん、一緒にやりましょう!」。2025年12月12日、東京都品川区であったイベントで、知的障害者らが参加するロックバンド「サルサガムテープ」の、かしわ哲さん(75)が呼びかけると、ステージで子どもを含む参加者たちがハグドラムをたたき出した。

 音が出るだけではなく、その高低によって紫や緑色に光る。楽器に触れている腹部や手...

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