ミラノ五輪フィギュアスケート女子SPの演技を終え、引き揚げるアンバー・グレン=ミラノ(共同)
 ミラノ五輪フィギュアスケート女子SPの演技を終え、引き揚げるアンバー・グレン=ミラノ(共同)
 伊藤華英さん
 北京五輪の女子100メートル背泳ぎ決勝 伊藤華英さん=国家水泳センター(共同)
 「1252プロジェクト」がスポーツと生理についての授業を行った佐賀商業高校(1252プロジェクト提供)
 生理とスポーツについて伊藤華英さんと元柔道日本代表の井上康生さんが話す対談動画(「1252プロジェクト」提供)

 3月8日は国際女性デー。さまざまな領域でジェンダー格差の課題は尽きない。そんな中、2月に閉幕したばかりのミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは女子アスリートが避けて通れない生理を巡り、重要な問題提起があった。フィギュアスケート女子アメリカ代表で、メダル候補と目されながら、ショートプログラムで13位に沈んだアンバー・グレン選手は大会期間中、メディアの取材に対し「生理中」だと明かした。

 元競泳日本代表で、2008年の北京オリンピックと、その4年後のロンドン大会に出場した伊藤華英さんはオリンピックで生理の問題に直面した経験があり、生理への理解を深めてもらうために情報発信をしてきた。自らの体験と、今...

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