イランのミサイル攻撃報道があった後、カタール・ドーハで上がる煙=1日(ロイター=共同)
 イランのミサイル攻撃報道があった後、カタール・ドーハで上がる煙=1日(ロイター=共同)
 2日、米ホワイトハウスで開かれた式典に出席するトランプ大統領(ロイター=共同)
 カタール・ドーハ上空で迎撃されるミサイル=2月28日(ロイター=共同)
 湾岸諸国が保有する弾道ミサイル迎撃弾

 トランプ米大統領が対イラン攻撃を拡大する考えを表明した。軍事力で圧倒的に劣るイランは親米のペルシャ湾岸諸国のエネルギー施設を標的にした無人機やミサイル攻撃を強めている。周辺国の厭戦機運醸成を図り、対米圧力につなげる思惑があるとみられる。湾岸諸国の迎撃ミサイルの備蓄には限りがあり、追い込まれたイランと互いに消耗戦の様相を呈している。

 ▽揺さぶる

 3日早朝、湾岸諸国の盟主、サウジアラビアの首都リヤドの外交地区に爆発音が響き、黒煙が立ち上った。米大使館が無人機2機の攻撃を受け、火災が起きた。

 イラン側は「犯罪者への報復は正当な義務であり権利だ。全力を尽くす」(ペゼシュキアン大統領)と宣言し、湾岸諸...

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