サウジアラビア・ラスタヌラの製油所周辺で避難する作業員ら(2日にSNSに投稿された映像から、ロイター=共同)
 サウジアラビア・ラスタヌラの製油所周辺で避難する作業員ら(2日にSNSに投稿された映像から、ロイター=共同)
 2日、無人機攻撃を受けた後、消火活動が行われているサウジアラビア・ラスタヌラの製油所の衛星画像(VANTOR提供、AP=共同)
 湾岸諸国に飛来したイランのミサイル・無人機

 親米のペルシャ湾岸諸国がエネルギー施設を標的に攻撃を続けるイランに反発を強めている。イランは地域のさらなる混乱や石油価格の高騰を狙っているとみられる。湾岸諸国がイラン攻撃に踏み切るとの観測が浮上。米国では「参戦」を期待する声も出ている。米イスラエルとイランの交戦が、地域紛争に発展する懸念が高まっている。

 ▽選択肢

 「イランは既にレッドライン(越えてはならない一線)を越えている」。天然ガス大国カタール外務省報道官は3日の記者会見で怒りを示した。

 工業地帯が攻撃を受け、国営カタールエナジーが液化天然ガス(LNG)、尿素、メタノール、アルミニウムなど一部製品の生産を停止した。外務省報道官は「報復に...

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