
中川浩一・三菱総合研究所主席研究員
2月28日に始まった米国とイスラエルのイラン攻撃で最高指導者ハメネイ師が暗殺され、その後、イランがアラブ湾岸諸国の米軍基地のみならず石油施設や観光ホテルも報復攻撃の対象とした。わが国の石油輸入の生命線であるホルムズ海峡も事実上封鎖され、未曽有の事態に発展している。
この間トランプ米大統領は、攻撃は4~5週間を超えるかもしれない、あるいは目的を達成するために時間に制限は設けないと発言、米軍の地上部隊の派遣も排除しないことを示唆した。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は今回の作戦を、イランを新たな体制にしてイラン国民を解放するものとしている。
昨年6月の「12日間戦争」では米国とイスラエルがイラ...
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