
父親同士が悩みを語り合う「おやじの会」について話す吉沢宏次さん=2025年10月、神奈川県海老名市
不登校の子を持つ父親同士が悩みを語り合う「おやじの会」が、神奈川県海老名市で開かれている。会場は居酒屋。「不登校親の会」は増えつつあるが、参加者の多くは母親で、父親が集まる場は少ない。酒を飲んで打ち解けながら悩みを共有し、家族の在り方を模索している。
昨年9月下旬の土曜午後5時。居酒屋の個室に8人の父親が集まると、1人ずつグラスを片手に近況を語った。
「ここで話せて、自分の引き出しが増えた」。1杯目のビールを飲み終え、ある父親が口を開いた。中学生の長男は小学校高学年から学校へ行き渋り始め、不登校になった。仕事では部署が変わり、慣れない業務や人間関係で疲れ切って帰宅する日々。家では長男が自分だ...
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