今年に入り2回行われた「佐渡の医療福祉の将来を考える講演会」。熱心に質問をぶつける参加者もみられた=佐渡市両津夷
今年に入り2回行われた「佐渡の医療福祉の将来を考える講演会」。熱心に質問をぶつける参加者もみられた=佐渡市両津夷

 全国で病院や福祉施設の経営が危機に直面している。人口減が顕著な地方では特に深刻で、閉鎖や機能縮小が相次ぐ。佐渡はさらに離島というハンディがある。限られた医療資源で、どう島民の生活を守るのか。島民はどう病や老いと向き合えばいいのか。佐渡の医療、介護の現状や課題を探った。

 「何を残し何を捨てるか、考えなければならない」

 1〜2月、佐渡市で医療と福祉をテーマにした講演会が開かれた。登壇した医療・福祉関係者は、人口減による需要減や人手不足など厳しい現状を報告。課題を補う工夫を紹介した上で、将来的に提供できるサービスの縮小は避けられないとの見通しも示した。...

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