
首相公邸を出る高市首相(右端)=2026年1月12日
「総理、おはようございます」。毎朝、首相公邸の玄関で記者団から声をかけられ、会釈しながら笑顔で「おはようございます」と応じる高市早苗首相。SP(警護官)が周辺を警戒し、秘書官が随行する中、徒歩で20メートルほど離れた官邸に到着。入り口に立つSPや守衛にあいさつすると、エレベーターで自室に向かう。新たな住居となった公邸から徒歩1分弱の職場である官邸へ首相が「通勤」する光景が日常となって、2カ月あまりが経過した。
首相は就任から約2カ月後の昨年末、住み慣れた東京・赤坂の衆院議員宿舎から引っ越した。「危機管理は国家経営の要諦」が持論の首相。「職住近接」で自然災害などへの対応に万全を期す姿勢をアピー...
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